
競馬、パチンコ、オンラインカジノなどギャンブルは投資ジャンルの1つにすぎません。
そんな投資の金融商品の代表格と言えば、株式投資があります。
しかし、実際に株式に投資するとなればしり込みする人もいるかもしれません。私も最初はそうでしたが資産の分散化を考えた頃から株式投資も始めています。
株式投資は銀行などの金融機関に貯金をするよりもリスクが大きすぎて、投資するには敷居が高いものと考えられがちです。
それでも、株式投資の基本的な仕組みやメリット・デメリットをしっかりと抑えておけば、投資商品としては魅力のある投資法です。
今回は、オンラインカジノなどギャンブラーとして生きてきた筆者の目線や感覚から、株式投資の初心者にも分かりやすいように株式の仕組みや始め方などについて詳しく解説します。
目次
そもそも株式投資とは?
株式投資の魅力や投資の始め方を解説する前に、株式投資の仕組みについて簡単に説明します。
そもそも株式投資とは、ある企業の株式に投資して売却益や配当を得るための投資法です。
企業は、自分の会社の事業資金として出資してくれた投資家に対して証券を発行しますがこれが株式証券と呼ばれています。
そして、株式会社の発行する株式を購入してくれた投資家を株主といいます。
投資家は、株主となることで保有する株式に応じた収益を得ます。
株主が得られる大きな収益の柱には?
投資家が株式を購入することで得られる収益には次のようなものがあります。
この大きな収益の柱は、株式投資のメリットと言えるものです。
売買した差益を得る
株式を購入し、購入した価格よりも株が上がり、売却すれば売買にともなう差益が発生します。これを値上がり益、または譲渡益あるいはキャピタルゲインといいます。
これが株式投資のメインの稼ぎ方になります。
たとえば、100万円である株式を購入し、値上がりして150万円になったタイミングで売却できれば単純に50万円(手数料や税金を除く)の売買差益が得られます。
しかし、値下がりして売却した場合は、含み損が発生し事実上の赤字です。
変動の多い株式は、株価の上昇で大きなリターンが得られる反面、株価の下落で赤字という大きなリスクを抱えますから注意が必要です。
配当金を得る
株式投資の大きな魅力の一つに配当金がありますが、これをインカムゲインと言う言い方もします。
配当金は、会社の株式を保有している株主に対して、会社の事業運営で出た収益の一部を還元するものです。
一般的に配当金は、株主に対して年に1回ないし2回の割合で、会社の決算後に保有する株数に応じて支払われます。
配当金は、一株当たり〇〇円という形を取りますが、配当金の高いところを優先的に選んで株式投資をする投資家も多く見られます。
しかし、会社としての収益は出ているにも関わらず、無配当という会社があったり、会社の業績や方針で出なかったりすることもありますから株主には常に配当金が支払われるとは一概には言えません。
株主優待がある
株式投資の直接的な収益ではありませんが、株主に対して株式優待制度があるのも株式投資の大きな魅力と言っていいでしょう。
株主優待には、会社ごとの自社サービス割引券や自社商品を提供するものもあります。また、商品券やクォカードといったものを提供する会社もあります。
しかし、すべての会社が株主優待を行っているわけではありません。
もしも、株主優待を望むのであれば、事前に会社のホームページや株情報誌など事前によく調べて、株主優待の有無についてチェックしましょう。
ここまでに挙げたものが、株投資で得られる収益の3つの大きな柱と言えます。
株式投資の大きなリスクとは
株式投資では、収益を得られる一方で大きなリスクをかかえることもあります。
このリスクこそが株式投資を始める際のデメリットと言っていいでしょう。
元本の保証がない
株式投資では、銀行など金融機関への預貯金と違い、元本の保証がありません。普通のギャンブルと同じです。
株価は、金利や為替、企業の業績の良し悪しで大きく変動します。
株価が大きく上昇する反面、暴落へのリスクも存在します。この大きなリスクこそが株式投資の最大のデメリットとも言えるでしょう。
まとまった投資資金が必要
株式投資では、値上がり益や高配当金、株主優待での優位性を考えれば投資のためにある程度まとまった資金が必要になります。
ハイリターンを望むならハイリスク、ローリターンで良いならローリスクなのは株式投資もオンラインカジノも同じです。
一般的な株取引では、最低売買単位が100株と決められていることが多く、
たとえば、一株3000円の銘柄を100株買うとすると手数料などを除いて最低でも30万円以上の資金が必要になります。
単元未満株(ミニ株)を買うという方法もありますが、利益率が低く、配当金や株主優待がないなど投資法としては魅力に欠けるものでしょう。
投資資金が大きいと言うことが、株式投資への敷居を高くしている要因であり、デメリットとも言えるでしょう。
投資した資金が0円になるリスクも
金融機関が倒産したときには、預貯金が最低額保証される制度がありますが、株投資の場合は、保有する株式の会社が倒産した場合には、損害を補償する制度はありません。
株式を発行している会社の業績が好調なときには、株価が上昇し売買差益や高配当も望めますが、倒産ともなれば投資した資金も回収できずに0となるリスクもあります。
しかし、投資資金をいくつかの銘柄の株に投資することでリスクを軽減することは可能です。
株式投資の始め方
これまで株式投資の仕組みやメリット・デメリットなどについて解説してきましたが、ここからは株式投資の始め方について解説します。
口座を開設する
株式投資を行うには、まず取引先となる証券会社を選ばなければなりません。オンラインカジノで言うところのecoPayzなど仲介業者の立ち位置ですね。
これから、株式投資に関わる証券会社ですから慎重に選びましょう。
取引先となる証券会社が決まったら、次は口座の開設を証券会社に申し込みます。最近はインターネットでも口座申し込みができるようになったので利用するのがいいでしょう。
口座開設には、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分を証明するものが必要になりますから準備しましょう。
口座の申し込み後、審査が終わったら数日間で口座開設完了通知とシステムへのログイン情報が届きますから指示に従ってシステムを完了させましょう。
口座への入金
取引システムにログインできるようになったら次は証券口座への入金です。
証券口座への入金はインターネットバンキングが良いでしょう。
ネットバンキングを利用すると、提携金融サービスによっては、即時に口座への入金が完了するところもあります。
もし、それ以外の振り込みなどによっては、入金されたことを証券会社が確認したのちに口座への入金が終了するというタイムラグも発生します。
取引開始
証券口座への入金が完了すると株式の売買が可能になります。
株売買の進め方は、証券会社の取引案内に従ってシステムで入力できます。
まず、買いたいと思う株の銘柄を選びます。そして買いたいと思う株数を決定します。さらに購入株は、成行注文にするのか、指値注文にするのか、買値はいくらにするかなどを決定し取引システムで操作しながら決定していきます。
購入した銘柄の株を売りたい場合も、同じような要領で操作しながら決定していきます。
最初は、難しく感じますが慣れてくるとスムーズに対応できるようになります。
株式投資に関する情報を集める
株式投資を始めるにあたっては、株式に関する情報を多く集めて失敗がないようにしましょう。
何も分からずにいきなり始めると、大きなリスクを抱えて、投資に失敗し後悔することにつながります。
株式に関する情報を集めるには、証券会社などが開催するセミナーに参加したり、会社四季報など株式専門の書籍やインターネットから情報を収集したりしています。
【まとめ】
これまで、株式投資の仕組みやメリット・デメリット、始め方などについて解説してきましたがお分かりいただけましたか。
今まで株式投資は、デイトレーダーなど専門的な知識を有する者だけが行える投資法だと考えられていて、敷居の高いものでした。
しかし、最近は、サラリーマンや主婦や学生の中でも投資熱が高まり、株式投資を始める人が多くなっています。
株式投資は、投資の仕組みやメリット、デメリットなどしっかりと学んだ上で始めれば魅力のある投資法であるといえます。
株式投資、公営ギャンブル、オンラインカジノと複数のチャネルで分散化するほど資産の安定性を保ちやすくなりますよ。