
昔マカオで会った金持ち中国人に聞いた話ですが、金運UPに風水を利用されていたので独自の調査結果をまとめます。
風水は環境学。金運を上げるために必要な環境を整えることで、お金の入口を広げます。
もちろん自分の好みがあれば、そちらを優先してかまいません。嫌いなモノに囲まれた生活は運を下げる元凶となるので、ここで紹介された情報をすべて取り入れる必要はないでしょう。
「これ、良いかも」「ちょっと試してみよう」と思ったことから参考にし、自分に合う環境を用意することで、金運UPへの後押しとなります。
「やってみたけど気に入らない」「やっぱりうちの家には合わない」と思えば、途中でやめることに問題はありません。注意しなければならないのは、「何となく嫌だけど、言われたからそのとおりにする」という状態です。
季節ごとに変えることも良いし、その状態が好きなら定番化しても良いでしょう。ようは、それを自分が気に入るかどうか。ここで紹介する以外にもネットで検索すれば、金運UPに効果のある風水を調べられます。
目次
金運アップの玄関(風水にて)
玄関は家の顔。まさに運気の入口です。そのため金運UPを望むなら、まずは玄関を整えましょう。
金運はお客様。明るく清潔な玄関で出迎えてください。
いつもタタキを掃き掃除しているなら、そのあと水拭きも加えましょう。
「タタキを水拭き?」と思うかもしれませんが、タタキには靴の裏に着いた汚れや埃が落ちています。外から持ち帰った汚れや埃には、他人のネガティブな感情もくっついているので、それらを拭き取ってリセットしてください。
ホウキで掃く前は塩をタタキへ蒔き、ゴミと一緒に取り除きましょう。
塩にはお清めの意味があり、穢れを取り除いてくれます。ベビーカーや子供のおもちゃなど、タイヤのついたモノは玄関から撤収。
タイヤは動くモノ。動きのあるモノを玄関に置くと金運が落ち着かず、不安定になりやすいので注意も必要です。動かせない場合は、目立たないよう隠しましょう。
金運アップのキッチン(風水にて)
キッチンは、「水」と「火」の運気が共存する場所。そのため金運UPにとって最も扱いの難しい部屋です。
水と火は嫌煙の仲。お互い性質がまったく正反対なので、同じ空間に存在することで無意識のうちに傷つけ合います。
どちらも悪気はありませんが、自分のエネルギーを主張すると、相手の存在を打ち消すような運気となるのです。それゆえにバランスが大事。
運気の混在は最も避けたいところですが、水道やコンロを今さら引き離すことはできません。
だからこそシンクや水栓周りを清潔にし、コンロ付近もキレイにしておきましょう。汚れが溜まると両方の運気が混ざり合い、混沌とした空気を作ってしまいます。
買い物から帰ってキッチンに財布を置く人もいますが、それはおすすめできません。
複雑運気が混じり合っているので、金運が乱降下する可能性もあります。
金運は静かな場所を好むので、財布の収納は人の出入りが少ない部屋にしてください。
金運アップのトイレ(風水にて)
金運UPの法則として、キレイなトイレは必須です。
毎日掃除できれば問題ありませんが、忙しければそう簡単にはできません。
「あっ!トイレ掃除できてない」と思ったら、換気扇を回しておきましょう。空気を淀ませないことが大切。
換気扇がなければ備長炭を置き、トイレ内の空気を浄化してください。ファブリックを青系の色でまとめている場合、温かみを感じられる黄色や橙、ベージュやグリーン系に変えましょう。
青色は冷静な判断を促す際に使う色。仕事運UPに効果はありますが、金運にはNG。
無駄遣いを減らしたいなら気持ちを下げる目的に使えますが、増やしたいなら暖色系です。
金運アップの観葉植物(風水にて)
金運UPに効果的な観葉植物なら、モンステラ・ガジュマル・サンスベリア・ポトスを選んでください。モンステラはサトイモ科の多年草。
切れ込みのある葉が特徴で、ハワイでは「水が湧き出る」という意味になります。水が湧き出ることは金運につながると考えられ、幸運を招く植物としておすすめ。
ガジュマルは、沖縄で「キムジナー」と呼ばれる精霊の宿る木。
本来20mにも成長する大木ですが、観葉植物として改良されたモノもあります。魔除け効果があり、金運UPを阻む力を寄せ付けません。
サンスベリアは、別名「トラノオ(虎の尾)」。
縞模様の葉が虎の尾に似ていることに由来します。天に向かって伸びる葉は上昇をイメージし、立ち位置を上げることから、「金運UPにも適している」と言われています。
ポトスはツル性植物。花言葉は「永遠の富」です。
縁起の良い言葉にあやかり、銀行やショッピングモールのロビーなどに置かれています。
観葉植物を飾っただけでお金が湧いてくるわけではありませんが、金運を引き寄せるエネルギーを放ってもらえます。
金運アップの形(風水にて)
金運を寄せ付けるには、角のない丸い形を選びましょう。
先の尖った鋭利な三角形は感性を刺激し、インスピレーションを高めます。
四角形は安定を象徴。お金の流れに満足なら四角いモノでかまいませんが、もっと増やしたいなら丸いモノがベスト。
丸いモノ=〇=円。
つまり円はご縁につながるところから、お金と縁結びするために利用してください。
例えば先方への挨拶に菓子折りを持って行く場合、丸いケースに入ったモノを選ぶ。
打ち合わせには、円卓を使える中華料理店を使う。
緑茶や紅茶の保存容器は、円柱状の缶や陶器を使う。日常遣いに丸い形を選び、金運UPを目指してください。
金運アップの秘訣は太極(風水にて)
万物は陰陽で保たれています。陰陽とはお互いに異なる2つの属性。金運UPに陰陽は欠かせません。
陰陽の中心を太極とし、それぞれにバランスがとれた状態を吉とします。
この世界の多くは陰陽で区別できます。
例えば男と女、晴れと雨、父と母、外と内、太陽と月。これらは対になり、どちらが欠けても成立しません。晴れしかなかったら水不足に陥るし、雨ばかり降れば植物は根腐れするでしょう。
人間で言えば、男だけ女だけの世界では子孫繁栄しません。
陰陽に当てはめて考えるなら、どちらか一方だけの状態には、残されたほうに必ず負荷がかかります。子育てで言えば、本来は父親も母親も同じ。
でも、物理的理由で、母親のほうに育児の時間が割かれる傾向があります。
仕方のないこととは言え、共働きであれば母親の負担は想像より重い。
2人が平等に育児すれバランスもとれますが、日本ではそれがなかなか難しい。これと同じで、金運にもバランスが大切。しっかり太極を保つことで、身分相応の価値が付いてきます。
手元の資金を出せば、見返りが入ってくる。
これが太極ですが、投資の場合は出したお金以上の見返りを期待します。
つまりプラスとマイナスで0を目指すのではなく、自分の資金を出す(マイナス)、そして0以上のプラスを求める。そのため余剰が生まれるわけです。
この余剰分をどうするかによって、太極を保てるかどうか決まってきます。余剰分=利益。
利益を次の投資に使う。銀行に預けて手元には置かない。自分磨きに費やす。
自分以外の誰かにおごる。さまざまな使い方がありますが、手元に置いて遊ばせないことで太極を保てるでしょう。「使い道がない」という理由で、手元に置くのが最もバランスを損ねる元。モノに使いたくないなら、次の投資に回すか、銀行に預けて目の前から消してください。
お金が入る人の特徴
風水的に、お金が入りやすい人は存在します。正確にはお金に困らない人。
使ってもどこからか入ってきます。本人は無意識ですが、1つ1つの行動が金運につながっているのです。例えばいつも笑顔を絶やさない人。
「笑う門には福来る」という言葉どおり、金運も笑いの多い人に集まります。
いつも大金が舞い込んでくるわけではありません。
ただ、無表情の人より笑顔の人のほうが印象は良いし、自然と人が近寄ってきます。
お金は人が運んでくるので、人懐っこい人のほうが金運も強いです。
他人の悪口を言わない人も、お金にご縁があります。お金からしても、ネガティブなエネルギーを漂わせる人には近づきたくありません。この辺りは人間関係と同じ。
SNSの友達登録を思い出せばわかります。ネガティブ発言の多い人は友達も少ないし、「うわっ!コイツなんかヤバイかも」と警戒され、申請が躊躇われるでしょう。
言っている本人は、悪口ではなく「相手の間違いを指摘している」と勘違いを起こしているかもしれませんが、外から見れば明らかなる悪口。
「自分のいないところで陰口叩いていそう」「自分を棚に上げて何様のつもりだ」と思われたりするので、仲間も増えません。すなわちお金も近寄ってこないのです。
さらに必要なところに投資する人は、お金の流れもスムーズ。どうせ払わなければならないなら、さっさと払う。払いたくないからと言って、ズルズル引きずるなら金運を逃しています。
よくある話しを1つ。税金や公共料金、家賃やクレジットカードの支払いなど、これらはどれだけ言い訳しようとも払わされます。減免措置が施されたとしても、間違いなく徴収。
特に税金の督促は早く、住んでいる住所にお知らせが送られてきます(固定資産税や自動車税など)。
なんだかんだ理由をつけてそれを引き延ばそうとする人は、金運が巡ってくるのも遅い。その反対に比較的これらの支払いが早い人の元へは、お金の神様も微笑みます。「自分は払いたくないけどお金は欲しい」では金運も循環しません。
税金制度の弱点や矛盾にはモノ申したいと思いますが、遊びに使うよりも先に支払った人のほうが、金運の通路が詰まることなく巡ってきます。
風水的 金運に恵まれる人
金運に恵まれない人は、自分の状態に気づいていません。
支払ってばかりで入ってこない。どこかに落としたかも。自分が今、お金をどのくらい持っているか把握してない。
大なり小なりこんな傾向が現れます。この中で最も運を停滞させる行動が、自分で使える金額を知ろうとしない人です。支払ってばかりの人は受け身の状態。
買わなければ支払う必要はありませんが、支払いは相手との関係によるものなので、自分1人でどうにかなる問題ではありません。お金を落とすことは不注意ですが、意図として落としたわけではないでしょう。
自分で使える金額を調べないのは、お金から逃げている証拠。
大金があるから確認しなくて済むなら良いですが、残金を確認しなければ生活に支障が出るなら、その確認を怠った行動によって金運の歯車が歪んできます。どのくらい自由に使えるか。
生活費以外で投資に回せる金額はいくらか。目の前の現実と向き合いない人は、金運を掴めません。一時的にまとまったお金を手に入れたとしても、その時点で運を使い果たしていることになります。
さらにお金が入ってきても貯まらない人は、家の中に段ボールの空き箱を置く人です。
ちょっとしたモノを保管するのに便利ですが、入れるモノがないにも関わらず放置しておくのはNG。荷物を入れたまま置いておくのもおすすめできません。
どうしても「もったいなくて捨てられない」という場合は、クローゼットや押し入れの中に入れてください。段ボールは「木」の運気。湿気である「水」の運気を吸います。
本来「木」と「水」は相性が良く、運気を落とす関係ではありませが、湿気にはネガティブな作用が働きます。
「陰湿」という言葉でもわかるとおり、陽の当らないジメジメした空気は、どんよりした雰囲気を引き連れてきます。そのため湿気を吸う段ボールの空き箱を放置することで、金運の嫌いなジメジメ感を呼び寄せることになるのです。
宝くじの当選者と投資で成功する人の金運
宝くじの高額当選者は、確かに金運を持っています。
ただし、宝くじに当たる幸運と投資は別物。深く考える必要のない宝くじは、本当に運が良くなければ当たりません。
投資は運以外にも情報や分析、個人の判断力が問われます。「金運だけUPさせれば良い」とはならないので、金運を上げる以外の精進を怠れば、自分の資産を減らすことになります。ベースはあくまでも自分。自分の能力を磨くことが先決です。
金運UPに励むのは最後の一押し。情報も収集した。投資の勉強もした。社会情勢についても学んだ。基本的に必要なことをすべてクリアした上で、金運UPのエネルギーを求めなければ本末転倒。外側は整えられたけど、内容の薄い本を読むのと同じです。
投資に必要な能力と風水を利用すれば、力強い後ろ盾を得ながら、物事を有利に進めることができます。宝くじの高額当選を狙うなら金運UPだけでかまいませんが、投資運用で実績を積みたい人は、投資に関する知識の更新も忘れないでください。