
友人にカジノの元ディーラーがいるので、ディーラー側の目線でバカラはどう見えているのか伺ってきました。初級者・中級者・上級者ともに参考になる攻略要素も聞いてきました!
こんにちは、元ディーラーをやっておりましたカンジと申します。
カジノの中でも王様と呼ばれる究極のギャンブルがバカラです。
日本では違法ギャンブルの代表として報じられることも多く、「バカラは怖い」というイメージを持たれがちですが、一方で「バカラ」とはどんなゲームなのかあまり知られていないのも現状です。
そこで「バカラ」とはどんなゲームなのか、元ディーラー目線で紹介します。
この記事の後半ではバカラ上級者さんも知らないような話を出そうと思っていますので楽しんでいってください。
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目次
まずはバカラの基本ルールをおさらい
バカラのルールは至ってシンプル。
「AとB、どちらが9に近いか予想する」。
そして近いと思う方にチップを賭けるだけ。
予想が当たればチップが2倍になり、外れれば没収。
ただこれだけです。
この究極にシンプルなゲームになぜ世界中のギャンブラーが熱中するのでしょうか?
バカラは、まず自分が参加するテーブルを決めます。
席が空いていればいつでもゲームに参加でき、またいつ席を離れても構いません。
ちなみにバカラは規模によって参加できる人数が変わります。
最も小さいバカラ(ミニバカラ)は6人まで。
最も大きいバカラ(大バカラ)は16人まで参加可能です。
大バカラになると賭け金も膨らみます。
ミニマムベットが10万円からというのも珍しくありません。
バカラの進め方①
バカラ台には「プレイヤー」「バンカー」と呼ばれる2つのエリアがあります。
参加者は「プライヤー」「バンカー」のどちらが勝つかを予想してBETします。
ディーラーの「ノーモアベット」という掛け声があるまでBETできます。
ちなみに参加者は「プレイヤー」「バンカー」の他にも「ドロー(引き分け)」に賭けることもできます。
バカラの進め方②
BETが締め切られたらディーラーが「プレイヤー」「バンカー」それぞれのエリアに2枚のカードを配ります。
(一定のルールに従い3枚目を配る場合もあります)
配られたカードを合計して、下一桁が9に近い方が勝ち。
見事的中させれば等倍配当。
外した場合はチップが没収されます。
(なお「バンカー」で配当を得る場合、手数料が差し引かれるケースが一般的)
ちなみに下一桁の数字が同じ場合はドロー。
BETしたチップは回収されず、ドローに賭けた人へ8倍(または9倍)の配当がされます。
カードのカウント方法
「A(エース)」は「1」
「2」〜「9」はそのままカウント。
「10、及び絵札」は「10」でカウントされます。
バカラの数字は下一桁で競うため、例えば合計の数字が「17」であれば「7」とカウントされます。
ここまでが「バカラ」の基本。
非常にシンプルなルール故、何故このゲームが「王様」と呼ばれるのか分かりませんよね。
それではここからは「バカラ」が「カジノの王様」と呼ばれる所以について説明します。
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バカラの楽しみ方初級編・出目表でゲームを読む
バカラを楽しむためのアイテムとして、「出目表(罫線)」と呼ばれる記録表があります。
いわゆるバカラの勝敗を記すスコアーボードです。
参加者は出目表に「プレイヤー」が勝ったら赤マル、「バンカー」が勝ったら青マル、「ドロー」は斜線など一目で勝負の流れがわかるように印をつけながら次の展開を予想します。
ちなみにどちらか一方が勝ち続けることを「ツラ」と呼びます。
このツラが続くと参加者は予想しやすくなります。
しかし中には「次は反対が勝つんじゃないか?」と“ひねくれ予想”する人もいます。
そして“ひねくれ予想”が外れてしまった人は、その後もツラに戻れず泥沼にハマるケースを多く見かけるので要注意です。
また「プレイヤー」と「バンカー」が交互に勝つことを「テンコ」と言います。
この「テンコ」も“ひねくれ予想”した人は戻れなくなると言われています。
バカラの楽しみ方初級編・カード特性を覚える
「バカラ」をより楽しむために覚えておきたいのがカードの特性です。
- 「A(エース)」はカードの真ん中に印が1つ描かれています。
- 「2」は縦に2つの印。「3」は縦に3つの印。
- 「4」は縦に2列、横に2列といったように印が配列されています。
ちなみに絵札には枠が描かれています。
なぜカードの特性を覚えた方がいいのか。それはこの後に説明します。
バカラの楽しみ方中級編・カード絞り
バカラが「カジノの王様」と呼ばれる所以が「絞り(スクィーズ)」。
多くのカジノではこの「絞り」を導入して、運だけの単純なゲームにエンターテイメント性を与えました。
この「絞り」とは一体、何でしょうか?
ゲームが始まるとそれぞれのエリアにカードが配られますが、そのうちの1枚は伏せた状態で「各側で最も多くチップを掛けた参加者」に配られます。
そしてカードを配られた参加者は、伏せられたカードを少しずつ捲って数字を確認します。
これが「絞り」と呼ばれる行為です。
この説明だけだと「絞り」の何が面白いのか分かりませんよね?
カードをゆっくり捲ってもパッとオープンにしても、そこに書かれている数字は変わりません。
しかしこの「絞り」こそ「バカラ」の最大の見せ所なのです。
大金がかかっている勝負、伏せられたカードには一体何の数字が書かれているのか…
その数秒後、果たして大金持ちになっているか、それとも大金を失ってしまうのか…
そんなことを頭に思い浮かべながら、じっくり時間をかけて伏せられたカードの数字を探る…
そう考えると「絞り」の数秒間はとてもスリリングな時間だと理解いただけるのではないでしょうか?
絞りとはヒエラルキーの証
「絞り」の権利をめぐって参加者同士が高額賭け金を争うケースもあります。
まさにヒエラルキの争いと言っても過言ではありません。
そうして徐々に積み重ねられる高額チップの山に、参加者、そしてオーディエンスは異様に盛り上がります。こう言った光景も「絞り」があるからこそ味わえるのです。
この「捲り」が「9に近いカードを予想する」単調なゲームを「カジノの王様」にしたと言っても過言ではありません。
バカラの絞り方
カードの絞り方に決まったルールはありませんが、下記のように絞る方法が一般的です。
いつか絞りたいと思っている人は、是非参考にしてください。
まずはカードの縦方向から捲る
カードを縦方向から捲ります。
捲るときは親指でカードの角に書いてある数字を隠してください。
しばらく捲っても何も出てこなければ「A」が確定。
少し捲り、印が1つ出てきた時は「2」か「3」のどちらか。
左右に印が出てきた時は「4」「5」「6」「7」「8」「9」「10」。
枠が出て来れば「絵札」が確定です。
次にカードの縦方向から捲る
縦方向の捲りで左右に印が出てきたら、次は横方向からゆっくり捲ります。
横から捲るときも親指でカードの角に描かれている数字を隠してください。
捲り始めると印が見えてきますが、この時…
2つの印が見えたら「4」か「5」
3つの印が出てきたら「6」「7」「8」
4つの印が出てきたら「9」か「10」
あとはそのまま捲り切って数字を確認したり、カードの真ん中を破り印の有無で数字を確認したり確認方法は様々です。
バカラの魅力を知るには、「絞り」を経験するのが一番の近道です。
カードの絞り実例
オープンされたカードの数字が「5」。
配られたカードを縦方向に捲り始めると2つの印が見えてきました。
続いて横から絞り始めると同じく2つの印。
この時点で絞っているカードは「4」か「5」が確定します。
カードが「4」であれば合計が「9」。負けることはありません。
逆に「5」であれば合計の数字が「10」。つまり下一桁は「0」となり最弱。
まさに天国と地獄です。
もしここに大金が投じられていたら、その時の心境はどうでしょうか?
果たしてカードの中心には印があるのか、ないのか…
これが「バカラ」の醍醐味です。
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バカラの楽しみ方上級編・バランスを見る
<参考例>
最大人数の16人が参加する大バカラが開かれていると想定してください。
そのゲームではプレイヤーのツラが続いています。
もちろん参加者全員は「次もプレイヤーが勝つ」と予想してプレイヤーにBET。
その結果、プレイヤー側の賭け金が途方もない金額になりました。
ハウス(お店)のリスクは途方もなく、場合によっては倒産してしまうかもしれません。
そのようなリスクを回避するために設けられている仕組みが「バランス」です。
「バランス」とは「合計賭け金の差」です。
例えば「バランス10」のゲームでは、合計BET数の差が10万円に収まらなくてはなりません。
もしプレイヤー側に総額30万円、バンカー側に50万円BETされている時、プレイヤー側が10万円の上乗せをするか、バンカー側が総額から10万円減らすかディーラーが調整します。
バランスから考える上級者向け必勝法
もしゲームに参加しているアナタが「プレイヤーとバンカーの賭け金の差」を瞬時にある程度見極めることができるならば…これはかなり有利です。
何故なら経験豊富なベテランディーラーになれば、次のゲームの勝敗がある程度わかるからです。そして勝敗がわかるディーラーはバランスを無視してゲームを始めたりすることも。(もちろん、全てのベテランディーラーに当てはまるわけではありません)
バランスを無視したゲームを参加者であるアナタが見破ることができれば、次の勝敗がある程度予測可能となります。
【例その1】
「バランスは10。現在、プレイヤーに100万円、バンカーに70万円。でも次はバンカーが勝つのでこのままゲームを進行させよう」
【例その2】
「バランスは10。現在、プレイヤーに70万円、バンカーには65万円。その差は5万円だけれど、次はプレイヤーが勝ってしまうので、バンカー側の賭け金を上積みして、差を無くしてしまおう」
必ずしも勝てる保証はありませんが、上級者のゲームの進め方の一つとして覚えていても損はありません。
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バカラの楽しみ方・その他
バカラの基本から上級者向けの楽しみ方まで一通りご紹介しましたが、他にもバカラを楽しむためのポイントを紹介します。
ディーラーのシャッフルを見る
バカラのオープニングは、ディーラーのシャッフルから始まります。
その時、ディーラーがどのようにシャッフルをするか見ておきましょう。
シャッフル法は大きく分けて2つのパターンになります。
【無造作にごちゃ混ぜにするシャッフル(別名:焼きそばシャッフル)】
全てのカードを無造作に混ぜるため、ディーラーもカードの流れがわかりません。
このシャッフルでゲームが行われる時は、純粋に出目表と睨めっこしながら予想してください。
【52枚のカードを半分に分けてシャッフル】
オーソドックスなシャッフル法ですが、ベテランディーラーがこのようにシャッフルをしている場合は少し注意が必要です。
カードの流れを把握して、ゲームをコントロールする可能性があるからです。
その時は前述した「バランスを見る」方法や常にハウス側(賭け金の少ない側)にBETするなど掛け方も工夫してください。
迷ったらバンカーに賭けよう
バカラでの配当は前述したとおり、予想が当たれば同額配当、外れれば没収です。
しかしバンカーに予想して配当を得る場合、ハウス(お店側)にコミッションを支払うのが一般的です。
(配当金から数%徴収されます。コミッションの割合はハウスによって変わります)
このコミッション制度からもわかるように、実はちょっとだけ「バンカー」が有利だと言われています。
もし予想に迷いがあるならば、バンカーに掛けて様子を見ては如何でしょうか?
【勝ち馬に乗ろう】
ゲーム中、他の参加者に目を向けてみるのも大切です。
中には大勝ちしている人(勝ち馬)もいるかもしれません。
その時は勝ち馬に乗って賭けるのも必勝法の1つです。
【イカサマを見破ろう】
ここでは「シューターを使ったイカサマ」の見破り方を紹介します。
シューターとはカードを収納するボックスを指します。
ディーラーはシャッフルしたカードをシューターに収納し、1枚1枚、カードを滑らせるように取り出しゲームを進めます。
もしこのシューターに「輪ゴム」のようなものがあったらイカサマをしている可能性があるので要注意です。
シューターにはカードに適度な力を加える「重し」の役割を果たす部分があります。
しかしこの「重し」に輪ゴムが巻かれている場合、収納されたカードに掛かっている圧が解放され、ディーラーは容易にカードの順番を入れ替えることができます。
ディーラーの動作からイカサマを見破るのは難しいので、もし輪ゴムが巻かれているシューターを見かけたら、素直にその場から離れた方がいいでしょう。
最後にバカラのおさらい
バカラは1回1回の勝負がとても早く、他のゲームとは比べられないほど大金が動きます。
このゲームで大負けする人のパターンは、周りが見えなくなるくらい熱くなる人だと思います。一晩で破産というのも珍しくありません。
バカラを安全に楽しむために心掛けて欲しいことは「自分を律し決して熱くならないこと」。
正しいルール、正しいマナーを身につけて、自分と財布の中身と向き合いながらバカラを楽しんでください。