かつては日本全国いたるところにパチンコ・パチスロ店があり、朝から夜まで大きな電光掲示板が光っているところが多くありましたよね。
しかし近年、パチンコ・パチスロ店の閉店ラッシュが目立ってくるようになりました。
「何故、パチンコ・パチスロ店は閉店ラッシュになっているの?」
「パチンコ・パチスロを引退する人が多いって本当?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
ここではパチンコ・パチスロ店が閉店ラッシュについて詳しく解説していきます!
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目次
パチンコ・パチスロ店が閉店ラッシュになっているのは何故?
昨年の2023年に閉店したパチンコ・パチスロ店の数は休業中も含めるとなんと588店舗となっています。
都道府県別で見てみると、最も多く減少したのが宮崎県、次いで岡山県、新潟県となっており、前年と比べるとどちらも85%前後の減少率となっています。
パチンコ・パチスロ店の規模別で見てみると、閉店しているほとんどが小中型店舗となっており、大型店舗の閉店は少なく中でも1,000台を超える超大型店舗に関してはほぼ閉店はしていないようでした。
さて、本題のパチンコ・パチスロ店の閉店が相次いでいる理由は何故なのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
新型コロナウイルスの影響
一番の理由といっても過言ではないのが新型コロナウイルスの影響です。
新型コロナウイルスの影響で、街にテナントが溢れかえったのを知らない人はいないかと思います。
その影響はもちろんパチンコ・パチスロ店にも降りかかっています。
パチンコ・パチスロ店はそもそもお客さん同士が至近距離で遊戯しており、喫煙も可能という新型コロナウイルスには大敵の空間にありました。
新型コロナウイルスが流行し一度パチンコ・パチスロ店も休業になり、営業再開とともに各台にパーテーションを設置したり空気清浄機の設置や空調管理、喫煙ルームの設置や人数制限など新型コロナウイルス対策を講じました。
しかし、休業したことや新型コロナウイルスへの感染の不安を抱えたパチンコ・パチスロユーザーの客離れはかなり深刻となりました。
また、パチンコ・パチスロ店にとってメインターゲットとも言えるご高齢の方々も、新型コロナウイルスが重症化する層ということで今まで通り足を運ばなくなりました。
営業再開後も思うように客足が戻らず閉店するに至った店舗が数多くあったということでしょう。
パチンコ・パチスロの規制
パチンコ・パチスロは今までも様々な規制が為されてきました。
昔からパチンコ・パチスロを遊戯している方なら誰もが思い出す「時速5000枚」が可能であったスロット4号機。
強烈すぎる出玉性能が問題視され規制がかかり、4.5号機、5号機、6号機、そして現在の6.5号機と規制され続けてきました。
現在はホールで4号機や5号機などを遊戯することは不可能となっており、それらの台が撤去されるとともに引退した人も数多くいます。
また、最近ではスマスロ(スマートパチスロ/スマートスロットの略称)が登場し、従来のパチスロのようなメダルは使用せず電子情報のみでメダルを管理するようになりました。
そもそもメダルを使って遊戯することに楽しさを感じているユーザーや獲得したメダルをギチギチに盛る「カチ盛り」で後ろに積むことが好きなユーザーも数多くいます。
そのような人たちの足は自然と遠のいてしまいますよね。
パチンコに関して言えば、かつてMAXタイプという一撃台が人気を博しましたがこちらも射幸性の強さから規制がかかり、今では遊戯することができません。
今でもMAXタイプを打ちたいユーザーは数多く、規制されながらもそれに近い台をメーカーも試行錯誤して登場させていますが、やはり本物には及びません。
一度良い時期を知ってしまったパチンコ・パチスロユーザーにとっては現状の台では物足りない感じがするのも頷けます。
このような規制からの客離れもパチンコ・パチスロ店が閉店に追い込まれた理由の一つです。
パチンコ・パチスロを引退する人は多い?
ここまで、パチンコ・パチスロ店の閉店ラッシュについて解説してきました。
パチンコ・パチスロユーザーから見ても現在のパチンコ・パチスロ店から足が遠のいてしまう理由がわかりますよね。
また、閉店しておらず現在も営業しているパチンコ・パチスロ店であっても営業を続けていくのが厳しい店舗はたくさんあるかと思います。
パチンコ・パチスロ店も営業利益を出さなくては存続していくことが出来ないので当たりやすい台をバンバンホールに設置することはできません。
人気の新台のみ埋まっていて、他はガラガラなんて店舗を見たことがある人もいると思います。
そして上記したパチンコ・パチスロの規制によって「勝てなくなった」と思っている方も多いはずです。
昔と比較して出玉性能は低下し、遊戯時間も長くなっているので「わざわざパチンコ・スロット店に行ってまで打とう思わなくなった」と思うユーザーもいて当然ですね。
また、かつては台で遊戯しながら喫煙ができましたがそれも禁止になってしまったというのもあります。
どの店舗も喫煙スペースはもちろん設置されていますが、かつて遊戯しながら喫煙ができた事を知っているユーザーにとっては辛いですよね。
電子タバコのみ喫煙可というパチンコ店も多くありますが、紙タバコユーザーからすればそれも逆に疑問なのではないでしょうか。
そして、日本にはパチンコ営業を反対している人も数多くいます。
災害時には無駄な電力を使用しないよう、コロナ禍でも不要不急の外出をしないよう営業を反対する活動をしていた人がたくさんいました。
かつては親が子連れでパチンコ・パチスロ店に入店していたなんて時代もありましたが、この令和の時代、パチンコ・パチスロ離れが進んでいると言っても過言ではないでしょう。
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ここまでパチンコ・パチスロ店の閉店ラッシュやパチンコ・パチスロの引退について詳しく説明してきました。
新型コロナウイルスの影響や昔の台が規制されたことによってパチンコ・パチスロを諦めた方は数多くいると思います。
そんな方に朗報です!
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