FXで両建てするメリット・デメリットを解説

FXでも稼ぐ

FXで投資を行なっている人であれば、一度は耳にしたことがある「両建て」ですが、両建てする意味を理解していない人も多いのではないでしょうか?

結論からいうと、両建てする理由をしっかりと理解していないと、返って損失を抱えてしまう可能性があります。

よって、内容をしっかり理解して取引をする必要があります。

ここからは、FXで両建てするメリットとデメリットについて解説していきますので、両建てを検討している人はぜひ、参考にしてみてください。

FXの両建てとは?

両建てとは簡単にいうと、「買い」と「売り」で両方のポジションを持つことを意味しています。

「買い」と「売り」両方のポジションを持つので、利益と損益が相殺されるのが、両建ての大きな特徴です。

一時的に損失が拡大した際の「つなぎ」として取引したり、利益を翌年に持ち越したい場合に取引したりする人も多い傾向にあります。

しかし、両建は合理性に欠ける取引であるパターンが多いので、メリットとデメリットをしっかり理解しておく必要があります。

FXで両建てするメリット5つ

FXで両建てする意味や特徴をしっかりと理解していれば、さまざまなメリットが得られます。

慣れないうちは、両建ての意味をしっかり理解することは難しい傾向にありますが、どんな場面で両建てが必要となるのかを理解すれば、判断が求められる場面で力を発揮することができます。

ここからは、F Xで両建てをするメリットについて解説していきます。

【メリット1】失敗を未然に防げる

両建てと聞くと「買い」と「売り」を同時に行うように思えます。

しかし、保有したポジションの動きが分からなかったり、相場が急変する恐れがあったりした場合に、持ったポジションとは逆の取引を行うことでリスクを軽減することができます。

一時的に不利な状況を乗り切るために使用されるケースが多いので、自身の誤った判断をカバーしたい時におすすめの方法といえます。

【メリット2】含み損を軽減できる

FXで両建てするメリットのひとつが、含み損を軽減できることです。

例えば、買いでポジションを保有したあと相場が予想とは違う動きをした場合、損益がどんどん拡大していきますが、下がった段階で保有した通貨と同じ分を売りで取引することで、含み損を軽減できる可能性があります。

両建てをうまく使うことができれば、買いだけの時よりもリスクを考え売りでカバーした時の方が、圧倒的に損益を軽減することができます。

【メリット3】強制ロスカットの可能性が低くなる

FX会社によって異なりますが、相場が予想と違う動きをすると損失が拡大して強制ロスカットされる確率が高くなります。

そこで両建てをすることで、相場が予想外の動きをしても、それ以上の損失は発生しません。

FXで投資をするうえで、強制ロスカットは絶対に避けなければなりません。

FXは長期的に見て勝ち続けることが重要なので、両建てをうまく利用して負けの確率を少しでも減らすことが重要です。

【メリット4】相場変動に対応しやすくなる

相場は基本的に上がったり下がったりを繰り返しています。

トレンド相場であったとしても必ず転換期を迎えるので、利益を確定したあと相場が反転するのを待って利益が損益を上回った段階で決済をすれば、利益だけを得ることができます。

相場の急変が起こった時も、両建てをしておけばタイミングによっては損益を軽減できるだけでなく、利益を得ることができます。

両建てで利益を出すためにはタイミングがとても重要となってきます。

【メリット5】スワップポイントが獲得しやすい

FXで「サヤ取り」という言葉を耳にしたことがある人も多いと思いますが、両建てをすることで為替差益を気にすることなくスワップポイントを受け取ることが特徴です。

FX会社の口座が2個必要になりますが、1社で「買い」もう1社で「売り」で取引をして利益と損益を相殺することで、スワップポイントの利益が得られます。

特に高金利通貨のスワップ目的で両建てによる「サヤ取り」を行なっているトレーダーも多い傾向にあります。

FXで両建てするデメリット5つ

FXでの両建ては損益拡大のリスクを軽減できたり、相場の変動に対応しやすかったりとメリットが多い手法です。

しかし、一方で両建てすることによるリスクも存在するので、両建てするリスクを把握していないと、さらに損失が拡大してしまう可能性があります。

ここからは、FXで両建てするデメリットについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

【デメリット1】大きな損失してしまう可能性も

両建てで保有しているポジションは決済のタイミングで損失を軽減できるだけでなく、利益を得ることができるのも特徴のひとつです。

しかし、ポジションの決済タイミングを間違えると、返って大きな損失となってしまう可能性があります。

損失を軽減したポジションを決済したあとに、残りのポジションの相場が急変した結果、大きな損失が出てしまったケースも少なくありません。

両建ては決済タイミングによって通常より大きな損失が出してしまう可能性があるので注意が必要です。

【デメリット2】知識不足では困難

両建ては「買い」の後に「売り」といったように両方のポジションを保有するので簡単そうに見えますが、想像以上に取引が難しい傾向にあります。

「決済タイミングは?」
「どちらを決済すれば?」

慣れないうちは少ないポジションに注力するのが一般的ですが、両建てすることによって保有ポジションが多くなるのでより意識を高く持たなければなりません。

通常より多くポジションを保有するということは、それだけ管理するための労力を使うことになるので、結果的に大きな損失につながる可能性があります。

【デメリット3】ある程度のお金が必要

両建ての場合、為替変動を気にすることなくスワップポイントを受け取れるというメリットがありますが、ある程度の資金が必要となります。

同じ口座で両方のポジションを持つわけではないので、スワップ狙いの場合、相場の急変が原因で強制ロスカットとなってしまっては意味がありません。

両建てでスワップポイントをより安全に受け取るためには、レバレッジを低く設定できるだけの資金が必要なのです。

【デメリット4】決済のタイミングが難しい

両建てでポジションを保有したら、必ず決済をしなければなりません。

損失が軽減されて段階や、利益が出た段階を見極めて決済する必要があるため、取引状況を見て決済できるだけの知識や経験がないと難しい傾向にあります。

仮に決済のタイミングを逃してしまった場合、損失がどんどんと拡大してしまう可能性があるので注意が必要です。

両建てをする際は、両建ての特徴をしっかりと理解して自分ルールを徹底できる環境を整えるようにしましょう。

【デメリット5】取引するコストが通常より増える

両建てとは2つのポジションを保有しなければならないので、お分かりの通り取引コストも2倍になります。

FX会社によって異なりますが、スプレッドの発生なども考慮して、より安全に取引できる証拠金を準備しなければなりません。

FX会社によっては取引手数料が発生することもあるので、通常の取引と同じようなコスト感覚で考えることはとても危険です。

保有していたポジションの利益よりも、スプレッドが上回って損失が拡大してしまうことがないよう注意が必要です。

【まとめ】両建ての特徴を理解する

FXで両建てすることで、相場を気にせずスワップポイントを受け取れたり、タイミングによって損失を軽減できたりとメリットが多くあります。

しかし、両建ての特徴をしっかりと理解していないと、利益どころか損失がどんどん大きくなる可能性が高くなります。

「両建てをすれば安全」「両建てをすれば勝てる」という保証はないので、自分ルールを徹底できる環境で、無理のないトレードができるようにしましょう。

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