
【カジノのルーレットは勝ち方や攻略法ってあるの?】
カジノにあるルーレットは回っているホイールに球を投げ入れて、落ちる場所を予想するゲームです。ルーレットは人気のテーブルゲームなので勝ち方につながる手法や攻略法も数多く開発されています。
まず、ルーレットといっても大きく分けて3種類あり、実はどのタイプのルーレットをプレイするかでも勝率は違ってくるのです。
ルーレットで勝つために、まずはその種類の違いをはじめとした基礎知識を学んでおきましょう。
『ルーレットの勝ち方・攻略法|① 種類の違いについて』
ルーレットの種類の違いによる還元率と控除率次のようになっています。
種類 | 還元率 | 控除率 |
ヨーロピアン | 97.3% | 2.7% |
アメリカン | 94.74% | 5.26% |
フレンチ | 97.3% | 2.7%(1.35%) |
表のように、ヨーロピアンとアメリカンでは還元率が約2.6%も変わってくることになります。
理論上は見た目やルールは似ていても、どちらをプレイするかで勝てる確率は大きく変わるということです。
・European roulette(ヨーロピアンルーレット)
ヨーロピアンルーレットは「0〜36」までの37個の数字を用いてプレイするルーレットです。
シングルゼロ:「0」しかないタイプ
数字の並び方:ランダム
特徴としては数字の並び方に法則性はありません。還元率が高いのでプレイヤー有利なルーレットです。
・American roulette(アメリカンルーレット)
アメリカンルーレットは、「0・00〜36」までの38個の数字を用いてプレイするルーレット
ダブルゼロ:「0」のほかに「00」というエリアがある
数字の並び方:法則性がある
ベットエリアやホイールに「0」と「00」のエリアがあるタイプがアメリカンルーレットです。
アメリカンルーレットの特徴としては、数字の並び方にも法則性がある点にも違いがあり「00(ダブルゼロ)」の存在で確率が1/38になります。
その分控除率が高くなり、ヨーロピアンに比べるとカジノに有利なルーレットとなります。
・French roulette(フレンチルーレット)
フレンチルーレットは、ヨーロピアンルーレットと同じシングルタイプですが、違いは「アンプリゾンルール」があることです。
これは、イーブンマネーベット(2倍配当賭け)のときに「0」が出ると、ベットした額の半分を返してくれる(または次回のベットとして保留してくれる)という違いがあります。
フレンチルーレットの歴史は18世紀に始まり、ルーレットの原型とも言われています。
ルーレット用語集
ルーレットで使う専門用語について、ここでは基本的な用語をご紹介しておきます。
用語 | 意味 |
ホイール | ルーレットの盤面(円盤)を指します |
スポット | ホイール内の数字 |
エプロン | チップ整理エリア |
バックトラック | ホイールの外周の溝 |
レイアウト | ベットの一覧表 |
スピナー | 球が落ちたポケットをチェックする人 |
ノースピン | 無効スピン |
イーブンマネーベット | ベット同額の勝利金になる賭け方 |
サレンダー | 「0・00」が出たときの返金分配 |
『ルーレットの勝ち方・攻略法|② ベット方法の違い』
ルーレットの賭け方としては「数字」と「条件」の2種類があり、配当は賭ける対象の当選確率によって「2倍〜36倍」となります。
インサイド:0(00)〜36までの「数字」に賭ける
アウトサイド:奇数/偶数や赤/黒といった「条件」に賭ける
利用するテーブルにより、最小額(ミニマム)や最大額(マキシマム)の制限が違うことには注意しておきましょう。
ルーレットの賭け方の違い・当選率・配当イメージを簡単にまとめると次のようになります。
ベット方法 | 賭け方の違い | 当選率 | 配当 |
インサイド | 数字に賭ける | 低い | 高い |
アウトサイド | 条件に賭ける | 高い | 低い |
ルーレットの賭け方|インサイドベット
まずは数字に直接賭けるインサイドベットは0(00)〜36の数字エリアを使います。
数字という限られた範囲での予想なので、当選率は低めですが配当は高いという特徴があります。
名称 | ベット対象 | 配当 |
ストレートアップ | 数字1つ | 36倍 |
スプリット | 隣接する数字2つ | 18倍 |
ストリート | 1列の3つの数字 | 12倍 |
コーナー | 隣接する数字4つ | 9倍 |
ダブルストリート | 2列合計6つの数字 | 6倍 |
・ストレートアップ
1つの数字に賭けるシンプルなやり方
1つの数字が当たる確率は低いので、配当はルーレットのなかで最も高配当です。
・スプリット
並んだ2つの数字に対して賭けるやり方
並んだ数字の間にある「ライン」の上にチップを置きます
・ストリート
数字3つに対して賭けるやり方
連なった3つの数字のなかで、「1番小さな数」横のライン上にチップを置いて成立します。
ストリートでは「0・00」に交差している数字3つ(例:「0・00・2」や「0・1・2」など)にもベットできます。
・コーナー
数字4つに対して賭けるやり方
4つの数が「交差するライン」の上にチップを置くと成立します
・ダブルストリート(ライン・シックスナンバーズ)
6つの数(3つ×2列)に対して賭けるやり方
2つのライン(列)のなかで、「最も小さい数字」がある方の、「センターライン」の上にチップを置くと成立します
インサイドベットでも、ストリートやコーナーなどは当たる確率も高くなるので、初心者でも充分に利用できるエリアといえます。
ルーレットの賭け方|アウトサイドベット
アウトサイドベットは「列・エリア」など「条件」に対して賭け方です。
インサイドよりも幅広い条件にかけられ、当選確率は上がる代わりに配当は低めになります。初心者の人に適したリスクを抑えた賭け方です。
名称 | ベット対象 | 配当 |
コラム | 1列(数字12個) | 3倍 |
ダズン | エリア(数字12個) | 3倍 |
ハイ・ロー | 前半/後半(数字18個) | 2倍 |
オッドイーブン | 奇数/偶数 | 2倍 |
レッドブラック | 赤/黒 | 2倍 |
・コラムベット(12点賭け)
「各列の数字12個」に対して賭けるやり方です。
次の数字列の外枠の「2to1」の枠内にベットします。
列①1〜34
列②2〜35
列③3〜36
・ダズンベット(1ダースベット)
エリアごとに「12種類(1ダース)の数字」に対して賭けるやり方です。
次のエリアの外枠「1st12/2nd12/3rd12」の枠内にベットします。
①「1〜12」:1st12
②「13〜24」:2nd12
③「25〜36」:3rd12
・ハイ ローベット
「前半・後半」で分けられた数字(18個)で、「1to18」または「19to36」に賭けるやり方
①「1〜18」:1to18
②「19〜36」:19to36
・オッド イーブンベット
結果の「奇数・偶数」に対して賭けるやり方です。
「奇数」:ODD
「偶数」:EVEN
・レッド ブラックベット
結果の「赤・黒」を予想して賭けるやり方
「赤」:RED
「黒」:BLACK
アウトサイドベットは、1ベットの効果範囲が広いので、最初は積極的に利用する賭け方です。
ただし、「赤・黒」など必ずどちらかが当たるエリアに、どちらにも賭ける行為(オポジットベット)は禁止されています。
『ルーレットの勝ち方・攻略法|ゲームの流れと基本用語』
オンラインカジノでプレイできるルーレットは、次のような流れでゲームが進みます。
特に難しいことはありませんが、ベットできるタイミングなどに注意しておきましょう。
①球が落ちる場所をやエリアを予想してチップを賭ける
ディーラーが投げた球が、ルーレットのホイール(円盤)の落ちるエリアを予想します。
- 数字(インサイド)
- 条件(アウトサイド)
テーブルにあるベットエリアの中で、自分が落ちると思う「条件に見合う箇所」にチップを置いてください。
②「No more bet」で締め切りルーレットに球が投げられる
ディーラーの合図とともに、ベットタイムは終了します。
その後、ディーラーが回っているルーレットのホイールに球を弾き入れてあとは待つだけ。結果までは、プレイヤーすべきことはありません。
③結果判定
勝敗の決定は「球が落ちたとき」です。
球が落ちると、ルーレットのホイールが止まりスピナーがチェックします。
自分が予想した箇所に落ちていれば勝利で、条件にあった配当がもらえます。また、予想が外れていれば負けでベット額が没収されます。
ルーレットはカジノ初心者でも簡単にプレイできるシンプルなゲームです。
海外の本場カジノでは大勢が集まりやすく、盛り上がりも大きいのがルーレットテーブルなので、ルールを知らずに行ってシラけるよりも、あらかじめオンラインカジノで遊び方を見ておけば乗り遅れないですし、人に教えてあげられるようにもなれますよ。
ベットタイミングと、賭け方さえ覚えておけば、あとは雰囲気を楽しんでいてもゲームは進んでいきます。
それでは、いよいよ実戦で使えるルーレットの攻略法について学んでいきましょう。
【ルーレットの勝ち方・攻略法|初心者でもできる稼ぎ方】
ルーレットの勝ち方としては、システムベット(手法)の活用がもっとも効果的な攻略法といえます。ここではルーレット初心者さんにも使えるおすすめ攻略法をお伝えしていきましょう。
システムベットといっても、難しいものではありません。ビギナーでも気軽に使えるものをご紹介していきます。
『ルーレットの勝ち方・攻略法|① マーチンゲール法』
マーチンゲール法はカジノでも基本中の基本となるシステムベットです。
当選率約50%のエリアに有効な攻略法で、ルーレットで利用するときは「ハイロー・オッドイーブン・レッドブラック」のような2倍配当エリアで利用しましょう。
これらは必ずどちらかにしかならないのでシンプルに勝率50%の2者択一を楽しめます。
最初にベットしたエリアを継続して利用し、勝利したら1セット終了です。
・攻略法|マーチンゲール法のやり方
①ベットして予想が外れてから使用します。
②同じエリアに負けた額の「倍」をベットします
③負けが続くときはさらに倍ベットします
④ゲームに勝つまで同じルールで繰り返し賭けます
・マーチンゲール法のルーレット勝利確率
マーチンゲール法の試行回数ごとの勝利期待値は次のようになります。
連敗数 | 勝利期待値 |
2回目 | 約74% |
3回目 | 約87% |
4回目 | 約93% |
5回目 | 約96% |
6回目 | 約98% |
7回目 | 約99%〜99.9% |
8回目 | |
9回目 | |
10回目 |
ルーレットの2倍配当エリアは「対象18に対して枠数37=当選率48.6%」です。
この前提で、マーチンゲール法を利用したときの理論上の期待勝率だけで考えれば、7回目〜10回目には「ほぼ100%近く当選する可能性がある」ということになります。
また、マーチンゲール法の賭けるチップの額をコントロールすることで、「グランマーチン法」「3倍マーチン法」も同じ手順で利用できます。
想定できるリスクと、求めるリターンに応じて使い分けていきましょう。
低い ← リスクと配当 → 高い | ||
普通の マーチンゲール法 |
グラン マーチンゲール法 |
3倍 マーチンゲール法 |
グランマーチンゲール法とは?|ベット額「倍+$1」
$1スタートのとき
②次Gは$2+$1の$3でベット
③次Gは$3×2=$6+$1の「$7」でベット・・となります。
3倍マーチンゲール法とは?|ベット額「3倍」
$1スタートのとき
②次Gは3倍の「$3」をベット
③次Gは3倍の「$9」をベット・・・となります。
「マーチンゲール・グランマーチン・3倍マーチン」比較($1スタートから5ゲーム経過したときのモデル)
連敗数 | マーチン(倍) | グラン(倍+$1) | 3倍マーチン(3倍) | |||
ベット累計 | 配当金 | ベット累計 | 配当金 | ベット累計 | 配当金 | |
1回目 | $1 | $2 | $1 | $2 | $1 | $2 |
2回目 | $3 | $4 | $4 | $6 | $4 | $6 |
3回目 | $7 | $8 | $11 | $14 | $13 | $18 |
4回目 | $15 | $16 | $26 | $30 | $40 | $54 |
5回目 | $31 | $32 | $53 | $106 | $121 | $162 |
『ルーレットの勝ち方・攻略法|② ココモ法』
ココモ法はルーレットで使える基本のシステムベットのひとつで、「ハイロー・ダズン・カラム」のような3倍配当のエリアで使用します。
ココモ法は、連敗するほどに強みを発揮し、勝利時には一気に負けを取り戻しながら、より大きな利益を出せるベット方法になります。
最初に決めたエリアを継続して使用し、勝利した時点で1セット終了です。
・攻略法|ココモ法のやり方
①ダズンやカラムベットの3倍エリアにベット
②2連敗したら1・2回目のベット額の合計を3G目にベットする(例:$1+$1=$2)
③負けたらさらに2回目・3回目のベット額の合計を4G目にベットする(例:$1+$2=$3)
④負けたらさらに3回目・4回目のベット額の合計を5G目にベットする(例:$2+$3=$5)
⑤勝つまで「前々回+前回ベット額」でベット額を上乗せしてく
ココモ法の特徴としては「連敗するほどに当選時の利益が増える」ということ。
例として、下記の表では5回目までしか記載していませんが、これ以上連敗が続く時は当選時の累計投資額と利益の差は大きくなります。
連敗数 | ベット額 | 累計投資額 | 配当金 | 損益 |
1回目 | $1 | $1 | $3 | $2 |
2回目 | $1 | $2 | $3 | $1 |
3回目 | $2 | $4 | $6 | $2 |
4回目 | $3 | $7 | $9 | $2 |
5回目 | $5 | $12 | $15 | $3 |
なぜ5回目までしか記載していないかというと、マーチンゲールでお伝えした2倍配当エリアの連敗確率同様に、3倍配当エリア(当選率30%〜33.33%)で連敗し続けるにも確率があります。
それを示した次の表を見ていただくとわかるように、3倍配当エリアで5連敗する確率は実に1割程度で、3回続けば多いということになります。
連敗数 | 理論上の確率 |
1回 | 約66.7% |
2回 | 約44.4% |
3回 | 約30% |
4回 | 約19% |
5回 | 約13% |
連敗して初めて効果が出るシステムベットのココモ法では、ここがデメリットにも関係してきます。
連敗しない「勝ったり負けたり」という場面では、逆に資産を減らしてしまう可能性があることを覚えておいてください。
『ルーレットの勝ち方・攻略法|③ スキャルピングルーレット』
スキャルピングルーレット法は、ルーレット中級者以上におすすめの攻略法で、「ストレートアップ(36倍:勝率2.7%)」に対して好きなタイミングから利用できます。
「えっ?2.7%なんて当たるはずないからリスクが高そう」と思うかもしれませんが、ストレートアップを狙うベット方法なのに、チップコントロールさえ間違えなければリスクは低いやり方です。
・攻略法|スキャルピングルーレットのやり方
①データをとる(最低50回以上)※ベットはしない
②収集データを参考に「一度も出なかった数字」にベット
③当たるまで②で決めた数字にベット額を調整しながらベットし続ける
スキャルピングルーレットのやり方は、基本的にこれだけです。
とにかく一回でも多くのデータを収集し、より数字を絞っていくことが勝利への近道。ひたすらルックし続けて、候補が少なくなればなるほど有利になっていきます。
理論的には絞った数字1つが200回以内で当選する可能性は高いと言われていますが、まず、何回でやめるかの損切りのラインを決めておくことは必要です。
また、ベット額もスタートは$0.1からスタートして、ベット額を30回・70回などで徐々に上げていく必要があります。
どのタイミングで額を上げるのがベストなのか、また損失を最小限に防ぐための回数はどこかなど、デモプレイなどで試行してベットコントロールを学んでから使用しましょう。
【ルーレットの勝ち方・攻略法まとめ】
ルーレットは、ホイールのどこに球が落ちるかの予想だけで、インサイド・アウトサイドのベット方法さえ理解していれば、気軽に参加できるカジノゲームです。
種類の違いは「00」の存在でわかりますので、より勝率の高い「シングルゼロ」のヨーロピアンタイプを選んでプレイするようにしましょう。
ルーレットはベット方法も豊富なので、対応する攻略法もその数だけ存在します。自分なりの勝ち方を極めるためにも、ひとつでも多くの攻略法のマスターしましょう。