タイの隣国ミャンマーやベトナムには既にカジノは作られていますが、カジノが無かったタイにも米国サンズが進出するかもというニュースが2023年になって出てきました。
日本のように将来カジノが合法化となるのも期待できますね。
そんなタイのバンコクの交通事情はご存知ですか?
私がコロナ前に観光旅行に行った事があるバンコクでは、日本と比べて道路がきちんと舗装されておらず、徒歩での移動が困難です。
また1年を通して暑く、過ごしにくい日もあります。そのためバンコク内を移動する時はできるだけ公共交通機関を利用することがお勧めです。たとえ徒歩でたどり着けそうな近場でも、思わぬ時間と労力を消費してしまうので注意しましょう。
目次
バンコク内の移動に使える7つの交通機関は?
バンコク内の移動には、公共交通機関の利用がお勧めです。
たとえば、BTS、MRT、トゥクトゥク、Muvmi、タクシー、シーロー、バスの7つが挙げられます。
それぞれ移動範囲や料金などが異なっているため、使い分ける必要があります。
そのため、現地に着く前にできるだけ予習をしておくことがお勧めです。以下に、バンコク内でよく使われる交通機関について、順番にご説明していきます。
BTS
BTSの下一駅歩いてみた。
— bobbi.m♦ (@BobbiJacket) April 20, 2023
川付近でやっぱり犬ウロウロしてた。棒状の物持ってなくて焦ったけど他に興味移った様で去っていった #バンコク pic.twitter.com/7xn7LZj2BW
1つ目は、BTSです。日本でいうJRに該当する乗り物で、市内を走っています。
長所は、
- 待ち時間が少ないこと
- 値段が安いこと
- 利用が分かりやすいこと
の3点です。
BTSには時刻表はありませんが、頻繁に電車が走っています。
そのため待ち時間はいずれも10分以内くらいです。また、渋滞に巻き込まれないことも、時間短縮の大きな要因となっています。
また、BTSは値段が安いです。
距離によりますが片道100円ほどです。
そして、BTSの使い方は日本のJRと同じで、切符を買って改札内に入り、電車に乗るだけです。
日本と同じように利用できる乗り物なので、比較的使いやすいでしょう。
BTSの短所は、観光地に駅がない場合があることです。観光で有名な王宮周辺には駅がありません。
しかし、ショッピングで有名なサイアムなどの各スポットには駅があります。
BTSは手軽で便利な乗り物ですが、どこにでもアクセス可能である乗り物ではありません。他の公共交通機関と組み合わせて利用するようにしましょう。
MRT
バンコクのMRT(地下鉄)では、自動改札機をVISAタッチで通れるようになっています。
— シャカ (@soldier_shin_) July 11, 2022
日本のクレカでもOKなので、これでいちいち乗車券を買うために並ばなくても良くなり便利になりました。 pic.twitter.com/ir948TWvoQ
2つ目は、MRTです。日本でいう地下鉄に該当する乗り物で、市内を走っています。
長所は、
- 渋滞に巻き込まれない
- BTSでは行けない場所に行ける
の2点です。
バンコクの道路はすぐに渋滞します。
渋滞によって時間を大幅にロスしないのは大きなメリットです。
そして、BTSでは行けない場所に行ける点です。
例えば、チャイナタウンであるヤワラートが挙げられます。また、王宮周辺へのアクセスも可能です。
MRTの短所は、駅の場所が限られていること、値段が比較的高めなことの2点です。
1点目は、駅の場所が限られていることです。
たとえば、バンコクの商業施設が集まっているサイアムなどの場所に駅がありません。MRTだけでは主要な観光地の全てを網羅することができないのです。
2点目は、値段が比較的高めなことです。距離にもよりますが、200円ほどです。BTSと比較して費用がかさみがちですが、それでも他の交通手段よりずいぶん安く済みます。
MRTはBTSと併用することで、割とどこにでもいける便利な交通機関です。しかしながら、主要な観光地を網羅するのにはどうしても他の交通機関も利用する必要があります。
トゥクトゥク
バンコク トゥクトゥク
— ちゅーたろう (@eroakadesuyo123) March 22, 2022
FC東京発見!#muvmi #FC東京 pic.twitter.com/Ttnk8iKmxu
3つ目は、トゥクトゥクです。トゥクトゥクとは3輪の小型車です。市内どこでも走っていますが、車によって行ける範囲が異なります。
トゥクトゥクのメリットは、タイらしい雰囲気を満喫できることです。
オープンエアなので、移動中にも街並みをしっかり感じることができるでしょう。また、行きたい所をドライバーに申し出ることで、ダイレクトでそこまで連れていってくれるため便利です。
トゥクトゥクのデメリットは、費用がかかる点です。
基本的にトゥクトゥクに乗ることは観光客向けのエンターテイメントとして位置付けられています。
そのため、ドライバーによっては法外な価格をふっかけてくるいわゆるボッタクリをしてくる場合があります。そうでなくても基本的には最低1,000円ほどかかります。
トゥクトゥクは小回りが利くため、近場の移動やタイの雰囲気を全身で感じたい時にお勧めです。
しかし、移動の全てをトゥクトゥクにすることは考えにくいといえます。
Muvmi
バンコクでトゥクトゥクを呼べちゃう便利なアプリMuvMi(ムーブミー)を使ってみた。日本のUberと同じで目的地を入れて待つだけ!金額交渉もなく、実際乗った金額も28バーツと適正価格!これは便利。 pic.twitter.com/WoPz01tE2T
— あひる隊員 (@ahiru_taiin) February 3, 2023
4つ目は、Muvmiです。Muvmiとは、ライドシェア型の電動トゥクトゥクです。
アプリをダウンロードして発着点を登録しなければなりませんが、安価で利用できる便利な乗り物です。具体的には約50円です。
Muvmiの注意点は、
- ライドシェア型なため他の人と乗り合わせになる可能性がある
- 待ち時間が長くなる
- 利用できる範囲が限られている
の3点です。
Muvmiは小回りが利いて安価で利用できる便利な乗り物です。他の交通機関と併用して上手に活用することをお勧めします。
タクシー
📍ホーチミン🇻🇳
— モナモ👭アジア旅なう (@JpMonamo) April 19, 2023
タクシーアプリのGrabが本当によかった。インドではUber使っても中々タクシー捕まらないこと多い+キャンセル多いし、バンコクでもGrab、Boltのタクシーは中々捕まらない😂ホーチミンではすぐ捕まるし、めっちゃ綺麗でよかった🤍 pic.twitter.com/PYlXzDyGKb
5つ目は、タクシーです。バンコクではメジャーな移動手段として普及しています。
初乗り200円ほどと安く、基本的にどこへでも連れて行ってくれます。
タクシーの難点は、ドライバーによっては
- ボッタクリや危険運転がある
- 渋滞に巻き込まれるリスクが高い
の2点です。バンコクのタクシードライバーの中には、相手が観光客と見るやいなや、料金をふっかけてきたりわざと回り道をしたりします。
少しでも変だと感じた場合はすぐに車を止めて降りるようにしてください。
タクシーは安価でどこへでも行けるため便利ですが、渋滞リスクやボッタクリのリスクがあります。
最新の注意を払いながら利用するようにしましょう。
シーロー
軽トラックの荷台に乗って移動中〜〜♬
— 田中優子♡女子楽しもう部長 (@BST_tanaka) December 25, 2016
タイでこの乗り物を #シーロー と言います
座り心地悪しです(笑)#バンコク からサワディカー pic.twitter.com/YvNlL1MpN5
6つ目は、シーローです。小型トラックの後ろに乗れるタイプの乗り物です。
ドライバーに行き先を告げればすぐに連れてってもらえます。
また、小回りが利くため、裏道を使ってくれることもあります。料金は距離によりますが、だいたい200円くらいです。
シーローの注意点は、運行のエリアが決まっていることです。
具体的にはBTSアソークからエカマイの北側に限られます。それらの地域の中で移動する場合は、ぜひ活用してみてください。
シーローはタイならではの乗り物です。日本人にも慣れているためぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
バス
バンコクの路線バスは、車掌さんが乗車していて、座席に座ると運賃を徴収しにくるスタイルなので、乗車方法に戸惑わずに乗れると感じた。
— ヤマキ (@Yamaki_82) April 18, 2023
さらに、乗車時に下車する場所を聞いていたので、降りるバス停に着いたら教えてくれた。
車掌さんという人件費を掛けれるからできるサービスだと感じた。 pic.twitter.com/GTx5lAvxXs
7つ目は、バスです。いわゆる路線バスは、バンコク市内どこでも走っています。
値段は安価で、距離にもよりますがだいたい80円です。
バスの難点は、運行ルートが分かりにくいことです。
バンコクにはいくつもの種類のバスが各路線を走っており、観光客には利用が難しいといえます。
バスは安価でどこへでも連れて行ってくれます。しかしながら観光客には利用が少し難しいかもしれません。
バンコクでボッタクリや犯罪を回避するには?
計画的な悪質タクシー
— Ikkun 🇹🇭ISK Bangkok🇹🇭 (@IskBangkok) April 21, 2023
行き先を告げて(タイ語)、ターミナル21のタクシー乗り場から乗車。発進後、メーターをつけるよう言うと、メーターは壊れてる。つかない!と押して見せる。だったらなぜ先に言わない?いくらのつもり?300バーツ。せいぜい100バーツの距離。高すぎる、良くないよ?分かってる?→ pic.twitter.com/fUp7lyJuoM
バンコクは、観光客の多い国です。また、貧富の格差も問題になっています。
そのため、ボッタクリや犯罪に合うリスクがあります。
以下に、どうすればバンコクでの移動を快適にできるか、ご紹介していきます。
比較的安全な乗り物を選ぶ
1点目は、比較的安全な乗り物を選ぶことです。例えば、BTSやMRTが挙げられます。
トゥクトゥクやタクシーは小回りが利いて便利ですが、サービスがどうしてもドライバーの人柄に左右されます。
たとえホテルに呼んでもらったタクシーであっても、油断は禁物です。
バンコクでトゥクトゥクやタクシーを使う場合は、乗車前にきちんと目的地と値段を決めるようにしてください。
タクシーの場合はメーターを使ってくれるか、また、メーターが早く回るように改造されていないか、注意しましょう。
観光客向けの商売を知る
2点目は、観光客向けの商売を知ることです。
バンコクでは、観光客に向けて、普段の料金より割り増して請求するドライバーが多くなっています。
特にトゥクトゥクは観光のための乗り物であるため、運賃は高くなります。
快適な移動にするため時には相手の希望を飲んで、タイの雰囲気を楽しむのも良いかもしれません。
バンコクで利用できる交通機関は多岐に渡ります。
それぞれに長所と短所があるため、現地に着く前にしっかり理解しておくようにしましょう。安全で快適な旅になるよう願っています。